経堂の歯医者

インプラント 歯を失った際の選択肢

インプラントの不安や疑問にお答えします

Q1.インプラント治療を受けたいのですが、どんな病院を選べば良いのでしょうか?

A1.今や街でみかける多くの歯科医院がインプラント治療を手がけています。インプラント治療は、いわゆる玉石混交の状態。インプラント治療を希望される患者様の最大のお悩みは、「どの歯科医師に私のインプラント治療を任せたらいいのだろう」ではないでしょうか? インプラント治療は高度先進医療です。その治療を担当する医師には、高度な技術、知識に加え、経験が必要となります。以下に歯科医師選びのポイントをご紹介します。ご参考にしてください。

【歯科医師選びのポイント】
インプラント治療の実績や成功率について自信を持って答えられる歯科医師を選んでください。また、高度なインプラント治療技術を有する歯科医師であるかどうかの判断基準として、インプラントの再生治療(インプラントを埋入する骨が薄い場合、骨の量を増やす手術)を行っているかどうかが挙げられます。再生治療を行う必要がある難しい症例でも対応できる歯科医師は高度な技術を持っていることが多いのです。

また、インプラントメーカーも数多く存在し、なかには信頼度の低いインプラントメーカーもありますので、どこの国のどのようなインプラントを使用しているのかを歯科医師に確認しましょう。

Q2.インプラントの手術って痛くないのですか?

A2.手術の際には局所麻酔を行いますので、痛みを感じることはありません。しかし、意識ははっきりしていますので、手術中の物音や会話がすべて聞こえてしまい、緊張や不安を感じる場合があります。そのような場合には、静脈内麻酔注射を施し、不安や恐怖感などを取り除くことができます。また、手術後の痛みや腫れ、疲労を軽減することも可能です。造骨処置を同時に行う場合や広い範囲の手術を行う場合にも用いられます。

【静脈内鎮静法】
歯科治療時の不安や恐怖により緊張した状態を鎮静薬などを用いてリラックスさせて、落ち着いて歯科治療を受けることができるようにする方法です。完全に意識がなくなる状態ではなく、うとうとした心地良い状態で治療を行えます。また、静脈内鎮静法を用いた場合でも、入院の必要はなく日帰りでの治療が可能です。

Q3.他の医院では「骨が足りないのでインプラントは無理」と言われたのですが……。

A3.

Q4.インプラントで噛めるようになるまで、どれくらい期間がかかるのか教えてください。

A4.通常、インプラント手術後から上顎であれば4~5ヶ月、下顎であれば3~4ヶ月で噛めるようになります。しかし、インプラントを支える骨が足りず造骨処置を併用してインプラント治療を行う場合には、上顎であれば9ヶ月~1年、下顎であれば8~10ヶ月かかります。

当院の一般的なインプラント治療の流れとその期間は、以下のようになっています。
【STEP1:カウンセリングと綿密な検査】
インプラントについてや治療の流れをご説明し、患者様のインプラント治療に対する理解を深めていただきます。レントゲンなど各種検査を行い、全体の噛み合わせをみるために歯型をとり、模型を作製。そのうえで、噛め合わせのチェックを行います。

【STEP2:診断に基づいた治療計画の説明】
初診での検査資料をもとに診断し、より詳しい治療計画のご説明をします。ここで大切なことは「なぜインプラント治療を行う状態になったのか」ということであり、現在の病気の原因をしっかり把握したうえで治療計画を立てます。そして、レントゲンや模型など用いて治療計画を患者様にご説明し、インフォームドコンセント(充分な説明と理解)が充分に行ってから治療を開始します。

【STEP3:虫歯・歯周病・噛み合わせの治療】
他の歯が歯周病にかかっている場合、すぐにインプラント治療はできません。インプラント治療の前に他の歯の歯周病治療、噛み合わせの治療を行います。また、骨量が不足している方には骨の再生治療を行います。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病(インプラント周囲炎)になる場合はあり、歯周病により歯が抜け落ちてしまう場合があるのです。そのようなことを防ぐために、まず歯周病(インプラント周囲炎)の治療を行います。インプラント埋入後10年での成功率は、歯周病ではない場合は90%以上、歯周病患者の場合には80%との報告があります。

【STEP4:インプラント埋入手術(1次オペ)の実施】
局所麻酔により、痛みを感じずにインプラントの埋入を行うことができます。埋入する本数により手術時間は変わってきますが、1本であればおおむね2時間程度で終了。恐怖心がある方には、静脈内鎮静法によりリラックスした状態での治療が可能です。
※静脈内鎮静法を併用して行うことも可能です。
※骨が足りない場合は、同時に造骨処置を行います。

【STEP5:インプラント掘り出し手術(2次手術)の実施】
通常、1次手術から3~5ヶ月程度(1次手術にて造骨処置を行った場合は4~7ヶ月)経過し、インプラントが顎の骨にしっかりと結合するのを待った後、2次手術を行います。その後、人工歯(仮歯)を取り付け、慎重に噛み合わせのチェックを行います。
※静脈内鎮静法を併用して行うことも可能です。
※歯肉の再健処置が必要な場合は、同時に行います。

【STEP6:型取りと最終的なクラウンの完成】
人工歯(仮歯)にて2~4ヶ月ほど過ごしていただき、調整を行いながら最終的なクラウンの形態を決定し、型取りを行います。通常、型取りより1週間ほどで、天然に歯と見分けのつかない人工歯をインプラントに装着して完成となります。

【STEP7:定期検診(メインテナンス)】
通常、3~6ヶ月に1回のペースでメインテナンスを行います。専門的な予防処置と検査を行います。インプラントの部分だけでなく、他の歯についても行います。

Q5.知り合いがインプラントを行ったのですが、失敗したので怖いのですが。

A5.失敗の原因は複数考えられるため、その原因を調べる必要があります。
・失われた歯の機能を取り戻すインプラントは非常に優れた治療法ですが、インプラントが必要な方の多くは歯周病に罹患しており、美しさや全身の健康を考慮した歯周病治療と噛み合わせ治療を抜きに良好な治療結果は望めません。近年、これまで行われたインプラントの失敗症例のリカバリー治療が増えているのも事実です。
インプラント治療の失敗の多くは、“診断の誤り”や“患者様への説明と同意の不足”であることが知られております。
インプラント治療を行う前に、お口の状態はもちろんの事、生活背景なども考慮して総合的に 『インプラント治療を行うことが出来る状態か』 を適切に診断し、患者様と情報を共有することでインプラント治療を成功へ導くことが出来ます。

【代表的なインプラント失敗の原因】
診断の誤り

◆ 骨形態の診断の誤り・・・インプラントを埋入する際には、土台となる顎の骨の高さや幅(厚み)が必要です。顎の骨が歯周病で破壊されていたり、長年の入れ歯等で痩せている場合には骨の量が足りないため、無理にインプラントを埋入しても動揺や脱落の危険があります。また、無理に傾斜して埋入することが余儀なくされるため、最終的に清掃性の悪い形態での仕上がりになり良好な予後が望めません。

◆ 歯周病の見逃し・・・他の歯が歯周病にかかっている状態でインプラント治療を行えば、唾液を介して歯周病原細菌がインプラントを支える骨に感染し、インプラント周囲の骨がなくなる危険性が高くなります。インプラント埋入後、10年での成功率は、正常な場合90%以上、歯周病患者の場合では80%であるとの報告があります。

◆ 噛み合わせ・・・ヒトの噛み合わせは、1本1本の歯が相互に作用し(助け)合いながらバランスを保ち、噛み合わせの力を受け止めています。歯並びが悪く局所に力が集中するような噛み合わせや顎関節に負担をかける噛み合わせでは、例えインプラントそのものが成功したとしても全体として機能することが出来ず、周囲の歯や組織、顎関節に悪影響を及ぼす危険があります。また、天然の歯は歯根膜という組織を介して骨と結合しているのに対し、インプラントは骨と直接結合しているため力を受けた際の反応や経時的な変化の様相が異なります。天然の歯とインプラントの特性を十分に考慮した噛み合わせを確立することが大切です。

インフォームドコンセント(患者様への十分な説明と同意)の不足
◆ 手術後の安静について・・・施術後は患部を安静に保って頂く必要があります。手指や舌などで傷口に触らないようにして頂くとともに、大きく口を開けたり、唇を翻転したりして傷口を見ないようにして下さい。また、1週間ほどは運動や飲酒、長湯などは避けて頂くようお願い致します。

◆ 禁煙の必要性について・・・喫煙することで(毛細)血管の収縮・破綻が起こり、組織へ酸素が供給されづらい状態となります。これにより、縫合した手術の傷口が開いてしまう危険性が非常に高くなるため、インプラント治療の際には禁煙が必要です。

◆ メンテナンスの継続について・・・インプラント治療が成功し、しっかりと物を噛めるようになった後でも定期的なメンテナンスを継続する必要があります。インプラントは人工物であるため、力を受けた際の反応や経時的な変化の様相が生体と異なります。また、前述したように歯周病に罹患すればインプラント周囲の骨が失われ、動揺や脱落の原因となります。定期的なメンテナンスを行うことで、問題の予防処置や早期発見が可能となり、インプラントを長期的に良好に機能させることが出来ます。

Q6.インプラントはどれくらい持ちますか?

A6.20年以上長持ちしているという報告が数多くあります。長期間良好に機能しているインプラントには、定期的なメインテナンスをしっかり行っているという前提があります。適切なブラッシングを継続していただくなど、インプラントを長持ちさせるには患者様のご協力が不可欠です。当院では、治療後もしっかりとメインテナンスを行い長持ちさせるよう努めています。

Q7.1本治療するのに、どれくらい費用がかかるか教えてください。

A7.当院でのインプラント1本の料金は、以下のようになっています(2010年12月1日現在)。

内容 料金 オプション処置
※組織の状態により 必要な内容が異なります。
カウンセリング 無料
資料収集(レントゲン・顎模型作製・口腔内写真など) ¥20,000- ・血液検査/専門機関へ依頼 ・CT/専門機関へ依頼
ステント(インプラントの埋入位置の誘導装置)・作製 ¥20,000-
1次オペ オペ代・含薬剤代 ¥55,000- ・静脈内鎮静法 (含薬剤代)/¥60,000-
・GBR (1部位・1歯分・含材料代)/¥75,000-
・サイナスリフト (1部位・1歯分・含材料代)¥75,000-
インプラント埋入 ¥150,000-
2次オペ・含薬剤代  ¥30,000- ・静脈内鎮静法 (含薬剤代)/¥60,000-
・遊離歯肉移植手術 (1部位・1歯分)/¥35,000-
・結合組織移植術 (1部位・1歯分)¥35,000-
プロビジョナル・レストレーション
※最終的なクラウンのシミュレーション
¥10,000-
クラウン (被せもの) ¥75,000- ~ ¥124,000-
オクルーザル・スプリント
※マウスピースによる噛み合わせの保護
¥12,000-
合計 ¥372,000- ~ ¥421,000-

※各手術には点滴(静脈内鎮静)代が別途かかります(オプション処置参照)。
※骨が少ない場合は、骨を造る(造骨)処置代が別途かかります(オプション処置/GBR・サイナスリフト 参照)。
※歯肉の再健手術が必要な場合、処置代が別途かかります(オプション処置/遊離歯肉移植手術・結合組織移植術参照)。

もし歯を失ってしまったら

正しいブラッシングや定期検診など日ごろのケア・メインテナンスを十分に行っていれば、いくつになっても歯の健康を保ち続けることができます。高井デンタルオフィスでは、予防・早期治療を推奨し、患者様の体の負担や経済的な負担を抑えた、最良の治療をご提供しています。

しかし、なかには病状が悪化して歯を抜かざるを得ない場合もあります。そのため、当院では歯を失った際の治療もご提供しています。インプラント(人工歯根)・入れ歯・ブリッジなどさまざまな治療方法の中から、患者様の状態に合わせたご提案をします。

インプラント・入れ歯・ブリッジの比較

  メリット デメリット

インプラント
  • 入れ歯・ブリッジに比べて自然な噛み心地と見た目を手に入れられる
  • 発音への影響がない
  • ブリッジと異なり周囲の歯を削ることがない
  • 入れ歯と異なりバネをかけて周囲の歯に負担をかけることがない
  • 外科手術をしなければならない
  • 治療費が高くなりがち
  • 治療期間が長くなりがち

入れ歯
  • 治療期間が短く、保険適用なら数千円で済む
  • ブリッジと異なり周りの歯を削ることがない
  • 違和感・異物感がある
  • 他の健康な歯や歯肉に負担をかけてしまう。
  • 固い食べ物が食べにくい
  • 見た目が不自然になりやすい
  • 発音に悪影響が出ることがある
  • 手入れに手間がかかる

ブリッジ
  • 費用をかければ見た目の仕上がりが良い
  • 固定式のため違和感があまりない
  • 装着するために周囲の歯を削らなければならない
  • 歯が抜けた部分の顎の骨(歯槽骨)が弱りやすい
  • 手入れに手間がかかる

機能的かつ美しいインプラント治療

入れ歯やブリッジでも歯の機能を補えますが、違和感や見た目の不自然さ、噛み心地の悪さは拭えず、他の健康な歯に負担をかけてしまいます。その点を踏まえると、たとえ治療費が高額になったとしても、インプラントは良い方法と言えるでしょう。インプラント治療なら機能的かつ見た目の美しい、新しい歯を得ることができるのです。

インプラント治療とは
虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った箇所にインプラント(人工歯根)を埋入し、その上から人工歯を被せ、歯の機能を取り戻す治療方法です。まるで天然歯のような見た目で、天然歯とほぼ同等の噛み心地が蘇ります。

当院のインプラント治療

当院では、歯を失う原因となる歯周病の治療にも力を入れながら、常に新しい技術を積極的に取り入れ、精度の高い治療をご提供しています。

当院では米国インプラント・イノベイションズ社の製品「3iインプラント」を採用しています。このメーカーは、インプラントの世界シェアでも常に上位に入る信頼と実績のあるトップメーカーで、製品のラインナップが豊富で、あらゆるケースに適用可能です。一般的なものと比べると表面の形状が異なり、顎の骨と結合しやすいように工夫されています。また、CT撮影をもとに作製したサージカルステント(インプラントを埋め込む位置を確認するためのマウスピース)を使用していますので、より安全に治療を受けていただけます。

CTについて
安全なインプラント治療のためには、CTの使用が必須です。CTを使用すれば、骨の構造を立体的に把握でき、正確かつ安全に手術を行えます。当院では、CTを専門の施設にて行い、より安全性の高いインプラント手術を可能にしています。
麻酔について
インプラント手術は通常、局所麻酔を行います。しかし局所麻酔だけでは意識がはっきりしているため、手術中の物音や振動が伝わり不安感やストレスを感じてしまいます。そこで当院では、局所麻酔と静脈内麻酔を併用しで、ほとんど痛みや不安のない手術を行っています。

骨が足りない・薄いと言われた方へ

サイナスリフト
上顎の骨の幅や高さがない場合に骨の厚みを増すために行われる方法です。上顎骨の内部には上顎洞と言われる大きな空洞が存在します。上顎洞に移植骨や骨補填材を挿入して、上顎洞の底部を押し上げることでインプラントの埋め込みを可能にします。
ソケットリフト
上顎の骨の幅や高さがない場合に、骨の厚みを増すために行われる方法です。上顎洞のインプラントを埋め込む部分に骨のもとになる薬剤を入れ、骨の厚みを増やしてインプラントを埋め込みます。
GBR(骨再生誘導法)
骨が不足している部分に、膜を覆うことで骨をつくるスペースを確保し、骨のもとになる薬剤を入れて、骨の再生を促す治療方法です。インプラントを埋め込むのに充分な骨の厚み、幅がない場合に用いられます。GBRを行うことで、今まで骨が不足しているためにインプラント治療を受けられなかった方でも治療を受けられるようになりました。